パンクでタイヤ交換が必要になったときには作業場所を確保することが先決

パンクでタイヤ交換が必要になったときには作業場所を確保することが先決
パンクでタイヤ交換が必要になったときは、作業場所を確保することが先決です。早く交換しなければと焦るあまり、パンクを起こしたその場所に直ちにクルマを止めて、何が何でもそこで作業するようなことは適切ではありません。これは不幸にして事故を起こしてしまった場合の救護措置などとは訳が違いますので気を付けておきましょう。まずはできるだけ他のクルマなど交通の邪魔にならないところに止めます。考えてみれば当たり前のことですが、すぐ隣をビュンビュンと多くのクルマが高速で行き交うような場所でタイヤ交換作業など、それしか方法が他に一切無い場合を除いてちょっと考えられません。そして、坂道ではない平坦なところであることも大事ですし、アスファルトやコンクリートなど固い路面であることも求められます。砂利道とか土がむき出しの地面などは、交換しようとしてジャッキアップした際にクルマが不安定となり、思わぬ事故につながるおそれがあるからです。
タイヤ交換の際はジャッキを安定する場所に設置すること
タイヤ交換は難しい作業ではありませんが、危険を伴う作業なのでしっかりと安全確保をして行うようにしましょう。特に重要なこととしては、ジャッキを設置するときには安定した場所に置くということです。土のように柔らかい場所であったり、砂利道のようにデコボコしていると安定せずにタイヤ交換をしている時に倒れてしまう危険性が出てきます。交換作業中に倒れてしまうのは非常に危険であるため、安定した地盤に置くことは何より重要なことになります。また、できる限り水平な場所に置くことも大事です。いくらアスファルトの上で地面が固く安定していても、斜めになっていればやはり不安定ですから、事故の原因になりかねません。急なパンクなどでは完全な水平の所に停めることができないケースもありますが、それでも極力平らな場所を探して作業をするようにしましょう。ジャッキをする場所、位置さえ間違わなければタイヤ交換はそれほど難しいものではありません。